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紙粉を軽減したい~刃物と面板選定
新版で打抜きを始めた際には紙粉が発生しなかったのに、ショットを重ねるとやがて紙粉が発生してしまうことはありませんか?
面板の彫れ〈トムソン刃のあたりでの彫れ〉とトムソン刃の消耗によっての原因である可能性が高いです。
この場合は、トムソン刃を交換することで紙粉は解消されます。
ですが、だからといってトムソン刃を交換することで本当の原因が解決したことにはなりません。
トムソン刃の交換サイクル延長で紙粉も抑制
ステンレス面板DHS57
弊社オリジナルのステンレス面板DHS57を提案します。
ステンレス面板は軟らかくても硬くてもダメです。
刃先の硬度-10°(ショア) = 面板推奨硬度
トムソン刃の刃先の硬度に対して、面板の硬度を選定することを弊社はお勧めしております。
適正な面板を使用することで、刃先に無理なダメージを与えなくなりトムソン刃の交換サイクルも延長することが可能となります。
また、トムソン刃の刃先のダメージが軽減されることで、紙粉の発生も抑制されます。
ステンレス面板の種類
[参考]トムソン刃 刃先硬度70°~80°〈ショア〉
DHS57は、SUS304よりステンレススクラップにて高く買取値がつくので、コストパフォーマンスという面でもお勧めです。
(1500SPとDP2は、磁性があるため鉄スクラップの扱いとなります。)