抜型・トムソン型・打ち抜き資材の大創株式会社

打ち抜きの基礎

2017/05/22

打ち抜きの基礎

自動平盤打抜機の落丁型(ストリッピング型)位置決め冶具とは?

OMロック_01

はじめに -落丁型とは-

紙器段ボール箱用の打抜き機において、プラテン部で製品を打抜いた後工程にてシートの不要な部分を落とすストリッピング工程があります。(※ストリッピング工程がない機種もあります)
この工程で使用する型が「落丁型」になります。

落丁型のセット方法

打抜き工程

落丁型をストリッピング工程部へセットする方法には、機種やお客様の方針によって変わります。
パターン①)冶具を使用してセットする方法
パターン②)クイックセットと呼ばれる機械鉄枠内でセットする方法
パターン③)目検討でセットする方法

パターン①でのセット方法においては、記載の通り冶具が必要となります。
大創ではこの冶具を製品化して落丁型にセットしてご提供しております。

冶具を必要とする理由

オス型と呼ばれる上型とメス型と呼ばれる下型で落丁型は構成されています。

落丁型_イメージ

パターン②のような、オス型(下型)・メス型(下型)それぞれが機械の鉄枠にて位置決めが可能な機械では、この冶具は保管用として使用されます。
パターン①においては、オス型(上型)のみ鉄枠にて位置決めが可能な機種のため、メス型(下型)と一緒に固定したまま機械内に設置する必要があります。
一緒に固定しないパターン③だと、非常にセット時間がかかるので、現実的ではありません。

落丁の位置決め治具 -OMロック-

大創では、この冶具を製品化しており「OMロック」という商品名として自社抜型だけではなく広く落丁型に使用していただいております。
なぜOMロックは、これほど広く使用されているのかというと、とある工夫がされています。

OMロック_02

とある工夫というのは、ネジ部分に秘密があります。
通常ネジ部分というのは数回転させて締めます(回転が多いほどしっかり締まる)。ですが、OMロックは一回転半でしっかり締まります。

とある工夫 -ネジ部分-

では、何故一回転半にしたか?という話になります。
弊社の創業者であり現在会長職である大塚攘治が、ある時にビルを清掃している場面を眺めていました。
足場を組むために使用しているアンカーボルトはしっかりと取り付けられていてぐらつくことなくしっかりと刺さっていることに気がつきました。
このアンカーボルトは熟練工ではなくても安全に施工できる技術(芯棒を打ち込むだけの安全かつ簡単な施工)ということを知りました。
そのことに感銘を受け、この技術を業界のために使えないかと模索しました。
そこで生まれたのが、落丁のセットや収納時など一分一秒を争う生産現場で、少しでも機械を止めることが無く生産効率を上げるための冶具「OMロック」という発想に至り製品化されました。
この「OMロック」は製品化された後に知的財産権の取得をしました。

私たちは、お客様のWANTSをNEEDSに変えるべく商品開発とご提案に今後も精進して参ります。

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川上 健児

Author:川上 健児
大創株式会社 大阪工場 工場長 川上 健児です。
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